Hamarimono

そのときそのときのマイブームなど。

「これ、思い切りネタバレでしょ〜(^_^;)」と思う洋楽懐かしサントラ動画

 1970年代後半から1980年代にかけて音楽と映画がコラボ(?)した、映画サウンドトラック(略してサントラ)が全盛期を迎えたことがありました。

 きっかけは、映画「フェーム」、「愛と青春の旅立ち」で、ピークは「トップガン」あたりかな、と個人的に思いますが、映画をきちんと最後まで観ているものとしては、それらサントラなるプロモーションビデオが思い切り「ネタバレ」ではなかろうかと未だに思うこと度々。

 もちろん、映画を観ている人にはツッコミどころ満載、逆に映画を観ていない人には想像力にお任せするとして、そんな当時の懐かしいサントラビデオクリップを紹介してみたいと思います。


その1:「愛と青春の旅立ち」予告

 1982年公開。原題:An Officer and a Gentleman。リチャード・ギア出世作。主題歌はアカデミー歌曲賞受賞。ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズのデュエットでした。内容は、個人的には「トップガン」よりも好き。ラブシーンがかなりリアルなので、R12とかR15指定ぐらいでしょうか。しかし、このビデオを観るとストーリーが予測つくような....(^_^;)

 ちなみに、この時代、「愛と....」から始まる邦題がけっこう流行りました(「愛と喝采の日々」1977年公開(原題:The Turning Point)、「愛と追憶の日々」1983年公開(原題:Terms of Endearment)、「愛と悲しみのボレロ」1981年公開(原題:Les Uns et les Autres)、「愛と哀しみの果て」1985年公開(原題:Out of Africa



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その2:フラッシュダンス予告

  1983年公開。原題:Flashdance。「危険な情事」、「運命の女」といった「浮気&不倫は怖いよ〜」映画を撮った監督エイドリアン・ライン監督の作品。こんな爽やかな映画も撮っていたんですね。ちなみに、この映画の後「ナインハーフ」も監督。いろいろな意味で彼の作品は話題になりました。また、登場する女性をスターダムに押し上げる力も持っていますよね。

 映画の内容は、ダンスを中心としたサクセスストーリー。映画「フェーム」は最後にほろ苦感が漂いましたが、「フラッシュダンス」は本当に最後も爽やか。ダンスも恋も大成功!みたいな感じ。単純明快なストーリーなので、プロモーションビデオでネタバレしていたも、これはこれで「有り」かなとも思いました。

 ちなみに、アカデミー歌曲賞を受賞。日本では麻倉未稀がカバーし、ドラマ「スチュワーデス物語」の主題歌として有名。日本のオリコンシングル年間ランキングにもランクインしたぐらいヒットした歌です。



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その3:ストリート・オブ・ファイヤー予告

 1984年公開。原題:Streets of Fire。ダイアン・レインマイケル・パレウィレム・デフォーなどが出演。いわゆるB級映画に扱われるような気がしないでもないですが、ダイアン・レイン演じるエレンが劇中で歌う(口ぱく)「Tonight Is What It Means to Be Young」が大ヒット。日本では椎名恵がカバーし、ドラマ「ヤヌスの鏡」の主題歌となりました。

 プロモーションビデオも眼が釘付けになるほど(ダイアン・レインの美しさに)ですが、このビデオを観ておけば....ある程度のストーリーは予測可能です。マイケル・パレを一躍スターダムに押し上げた映画でもありました。いまは....地道に映画出演しているようです。



Tonight Is What It Means to Be Young - Streets of Fire (Music from the Original Motion Picture Soundtrack)




その4:フットルース予告

 1984年公開。原題Footloose。ケヴィン・ベーコン主演。いわゆる青春映画。映画よりもむしろサントラが非常に注目&ヒットした映画の代表格で、同サントラからは何曲もシングルカットされるほどでした。

 「パラダイス〜愛のテーマ」は、ドラマ「金曜日の妻たちへII 男たちよ、元気かい?」の主題歌、「ヒーロー」は麻倉未稀がカバーし、ドラマ「スクールウォーズ」の主題歌、「ネヴァー」はMIEがカバーし、ドラマ「不良少女とよばれて」の主題歌になりました。



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その5:トップガン予告

 1986年公開。原題Top Gun。トム・クルーズ主演。しかし、脇役も豪華でした。ケリー・マクギリス(刑事ジョン・ブック)、アンソニー・エドワーズドラマ「ER」のグリーン医師)、ヴァル・キルマーバットマン)、メグ・ライアン恋人たちの予感他多数。かつてはロマコメといえばこの人でした)、マイケル・アイアンサイド(個性派俳優。個人的には「スターシップ・トゥルーパーズの軍曹役が好き)、ティム・ロビンスショーシャンクの空に)など。

 トップガンのメインタイトルを歌うのはケニー・ロギンスフットルースのメインタイトルを歌うのもケニー・ロギンスだったため、どうしても「サントラでヒットするアーティスト」というイメージに。

 映画は何度か観ていますが、実は内容は....あんまり覚えていなかったりして(^_^;) そうそう、この曲も流行りました。



Danger Zone - Top Gun (Deluxe Edition) [Music from and Inspired By the Motion Picture]




その6:ワーキングガール予告

 1988年公開。原題Working Girl。主演はメラニー・グリフィス。この映画もトップガン同様、脇役が豪華でした。ハリソン・フォードシガニー・ウィーバーアレック・ボールドウィン(主役テスの恋人役)、ジョーン・キューザックケヴィン・スペイシー(主役テスにセクハラする上司?ちょこっとだけ登場)。内容については、女性のサクセスストーリーです。結末が分かっていたとしても純粋に楽しめました。

 またミュージックビデオに、メラニー・グリフィスジョーン・キューザックが登場し話題にも。9/11テロによって壊されたワールドトレードセンタービルがうつっています。複雑ですね。



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その7:その他いろいろ

 この時代、本当に多くのアーティストがサントラに参加していました。

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  • 映画ロンリー・ブラッド1986年公開。原題At Close Range
    当時の夫婦関係にあったショーン・ペン主演映画の関係かマドンナが主題歌「Live to tell」を歌いヒット。映画は実話が元になっていますが、実はかなりヘヴィーな内容らしいです。ラッキーだったらレンタルできる?このミュージックビデオは唯一「是非映画を観てみたい」と思える構成でした(主観)。

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 1985年に集中しているのかしら?思いついたらまた紹介します。