Hamarimono

そのときそのときのマイブームなど。

WBCのテーマソング「Separete Ways」を歌うJourneyの代表曲を振り返ってみる

 TBS系WBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)のテーマソングなので、ここのところ連日耳にするJourney(ジャーニー)の「Separete Ways(セパレイト・ウェイズ)」。

 1980年代にリアルタイムで洋楽を聴いていた私にとっては、「なんか懐かしい歌を持ってくるなぁ〜。選曲は誰だ?」とツッコミを入れたくなりますが、Wikipediaで調べてみれば、Separate Waysは1983年に発表されたシングルで最高位8位を獲得しております。年間シングルチャートでは38位を記録。

 ヴォーカルのスティーヴ・ペリーの歌声が印象深いですが、彼は既に脱退。難病と闘っているそうです。現在のJourneyのヴォーカルはフィリピン人のアーネル・ピエダ。もともとは母国でバンド活動を行っており、たまたまYouTubeに投稿された彼が歌うJourneyのカバーをニール・ショーンが偶然視聴。それが加入のキッカケだったそうです。アーネル・ピエダが歌うOpen Armsも素敵です。

 現在、よく耳にするSeparate Waysはスティーヴ・ペリーの歌声です。

 ちなみに、Saparate Waysの歌詞は、別れてしまった女性への思いを描いた歌でしょうか。少なくとも、「燃えよ、闘魂!」みたいな曲の内容ではないですが、でも、洋楽ですからね。何となく「イイ感じ」でいけてしまうところがいいのかも。

 プロモーションビデオ(以下PV)については、一時期「ビミョー(^_^;)」ということで話題になっていたりしましたが、Journeyらしさ(?)が出ていてむしろ良いのではないかとも思ったりもします。

 ただ、1980年代のPV全てがこんな感じだったということではなく、1983年の年間シングルチャート1位を獲得したThe Policeの名曲「Every Breath You Take」(放題:見つめたいたい)とか、Duran Duranの「New Moon on Monday」(1984年発表)、Don Henleyの「Boys Of Summer」(1984年)など、オシャレで格好いいPVもあったりします。この辺の話題については、「1980年代洋楽の格好いいPV」等と題して、またいずれまた触れたいと思っています。



Separate Ways (Worlds Apart) - Journey: Greatest Hits
アーネル・ピエダの歌声の中音域はスティーヴ・ペリーよりパワフルな気がします。


 ただ、ジャーニーの楽曲には名曲が多く、実写版「海猿」の主題歌「Open Arms(オープン・アームス)」など、どこかで聴いたことがあるものが多数。



 以下、筆者が好きなJourneyの曲紹介。


 Journey ベストアルバム視聴はいかが?



 「産業ロックバンド」「おこちゃま向け、一般大衆向けバンド」などと言われた時代もありましたが、良いものは良い。実際、こうして25年以上経ってからも人々に聴かれているのですから。

 彼らの代表曲が収録されているアルバム「グレイテスト・ヒッツ〜永遠の旅〜 - JOURNEY GREATEST HITS」(1989年発売)は今も売れ続けているそうです。確かに、こうしてスポット的に彼らの楽曲が取り上げられ、さらに他の曲も聴いてみると....欲しくなるの分かります。私も、久しぶりに聴いて正直欲しくなっています。

BEST OF

BEST OF

  • アーティスト:JOURNEY
  • 発売日: 2000/03/06
  • メディア: CD


【おまけ】
 2013年3月に来日公演が予定されています。東京公演は3月11日。もうすぐですね。意外と若い人がコンサートに足を運ぶのかも。アーネル・ピエダのパワーアップした歌声が聴けますね。→ジャーニー来日公演ページ



【追記】以下引用です。ご興味のある方は観に行かれては?私は観に行くつもりです。

映画『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』、アーネル・ピネダの身に起きた、ロック界のおとぎ話

 1998年、スティーヴ・ペリーが居なくなった時点で、多くの…いやほとんどの人が「ジャーニーはもうおしまいだ…」と思ったことだろう。むしろメンバー本人たちの方がその思いは強かったのかもしれない。そして誰が想像したことだろう…スティーヴ・ペリーの後釜を務めることができる、むしろそれ以上のパフォーマンスを見せる奇跡のボーカリストが現れるなんて。

  映画『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』予告編

 映画『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』が、3月16日(土)新宿ピカデリー他全国順次ロードショーとなることが発表されると同時に、その予告編映像もあわせて公開となった。この映画は、ジャーニーとフィリピン人ボーカリスト、アーネル・ピネダの身に起きた、ロック界のおとぎ話のような実話を追ったドキュメンタリー作品である。

 ジャーニーのボーカリストアーネル・ピネダは、YOU TUBEの映像をきっかけに40歳でアメリカン・ドリームをつかむこととなった。計り知れない苦難に遭っても決して夢をあきらめなかった不屈の精神と類まれなる才能は、この映画で描かれるドリーミンな実話だが、彼自身の夢のような成功話であると同時に、瀕死となったジャーニーが再び不死鳥のように羽ばたきだす奇跡のストーリーでもある。(以下略)