Hamarimono

そのときそのときのマイブームなど。

(好きなPV...015) The Living Years - Mike & The Mechanics

 The Living Yearsは、Genesisのオリジナルメンバーでもあるマイク・ラザフォードが1985年に結成したバンドです。

 当時、Genesisではフィル・コリンズプロデュース業ソロ活動が目立っていましたが。それに刺激を受けたのか、マイク・ラザフォードもソロ活動を開始し、個人名でアルバムを2枚発表したのち、バンド「Mike & The Mechanics」を結成し、「Silent Running(On Dangerous Ground)」(全米6位)、「All I Need Is A Miracle」(全米5位)と、ヒットさせます。そしてついに1989年、今回ご紹介する「The Living Years」で全米1位を獲得しました。

 この曲は、マイク・ラザフォードの実体験がもとになっているようです。彼自身、父親の反対を押し切って音楽活動へ専念し、家族と決別。のちGenesisが世界的に成功をおさめたときには父親は他界していたそうです。その3ヶ月後に息子が生まれ、息子の面影を通して父のことが蘇り、父親には告げられなかった思いをこの歌に籠めた....とか。和訳の歌詞をみるとそんな切ない思いがヒシヒシと伝わってきます。





 実は、つい最近まで、Mike & The MechanicsとGenesisの関連性に全く気がつかないでいました(汗)。Genesisというと、「Land of Confusion」のミュージックビデオがインパクトありぎて....プログレっぽい曲がなかなか思い浮かびませんが、「Follow you, follow me 」や「Tonight, tonight, tonight」などが印象に残っています。

 なお、Mike & The Mechanicsは現在も活動を続けており、2011年に8枚目となるアルバムを発表しています(もちろん、マイク・ラザフォードも参加しています)。
 



LIVING YEARS

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