（好きなPV...011）Kyrie - Mr. Mister

　本当にこの歌を聴いたとき、「グッときた」というか、心に何かが残って「もう一度聴きたい！」と思わせるものがありました。

　Mr. Misterは、1984年にバンドデビュー。この大ヒットしたKyrieが収められているアルバム「Welcome to the real world」は、彼らにとって2作目のアルバムで、1985年に発表されました。最初にシングルカットされたのは渋めの「Bloken Wings」で、全米1位を記録。続く「Kyrie」も全米1位を記録し、人気を確固たるものにしました。この「Kyrie」の歌詞は非常に高尚であることも当時話題になりました。

　確か5年ぐらい前に、アサヒスーパードライのCMソングに採用されていましたね。

　当時、日本では洋楽ブームだっととはいえ、背伸びしていたガキんちょの私が夢中になっていたのですから....いま思えばMr.Misterというバンドは偉大だったのかもしれません。

　実際、ヴォーカルのリチャード・ペイジには、当時ヴォーカルを探していたビックバンドのTOTOやシカゴからヴォーカルとしてのオファーがあったとか。それを断ってまで自身のバンドに拘った上での全米1位ですからね。その後人気が低迷しても、悔いはないのかもしれません（個人的には、TOTOやシカゴでのヴォーカルも聴きたかったですが）。