Hamarimono

そのときそのときのマイブームなど。

懐かし洋楽プロモーションビデオ談義(情緒溢れるPV編)


 1980年代洋楽にどっぷりはまったMTV世代のためか、いまだに忘れられないプロモーションビデオ(以下PV)が何本もあります。叙情的なPV、オシャレなPV、非常に凝ったもの(お金がかかっていると思われる)PV、何だかよく分からないけれど印象的なPV、最後まで目が離せないPV、いろいろありますが、思い出す限り書き出したいと思います。


勝手に選ぶ、情緒溢れるPVいろいろ

 全体の映像が褪せた感じで、ノスタルジックな雰囲気を醸し出す。ストーリー仕立てのものが多い。自然いっぱいの場所でロケがお決まり?



ザ・スピリット・ルーム

ザ・スピリット・ルーム



  • Yellow - Coldplay 
    CMソングにも起用された「Viva La Vida」で世界的な成功を収めたCOLDPLAYですが、このラブソングのヒットで一躍メジャー入りに。情緒溢れる独特な雰囲気の「Trouble」や、アニメタッチ(?)の「Don't Panic」、ストーリー仕立てのモノクロPV「Talk」など、PV作りへの拘りを感じます。

Parachutes

Parachutes



  • Bedshaped - Keane 
    クレイ粘土風の非常に印象に残るPVです。私はこのPVを観てKeaneというバンドを知ったぐらいです。ヒット曲の「Somewhere Only We Know」は後で知ることに。




  • The Masterplan - Oasis 
    OASISというと、「Wonderwall」のPVが有名ですが(確かに渋い)、このアニメタッチのPVは色のトーンといい、独特の世界観を出していると思います。「Little By Little」といい、OASISもPV作りに対する拘りがありそうです。
  • Long Long Way to Go - Def Leppard 
    1980年代は「Pour Some Sugar on Me」(このPVもある意味「最後がどうなる」的な雰囲気ですが)などのヒット曲でも知られる、バリバリのメタルバンドですが、こんな情緒的な曲もリリースしています。
  • The Flame - Cheap Trick 
    これは、PVもそうですが、サウンドそのものが情緒溢れているように思います。この歌を聴くと....昔を思い出します(ドライブしているときに良く聴きました)。
  • Drive - The Cars 
    「ドライブつながり」ですが、この曲も大好きでした。

グレイテスト・ヒッツ

グレイテスト・ヒッツ



  • Foot of the Mountain - a-ha 
    このブログでも何度か取り上げていると思いますが、昨年末に解散したノルウェーの3人組a-haの2009年のヒット曲です。最後まで見続けるとなにかこう、胸にこみ上げてるものがあります(私だけ?)。

    彼らを語り出したらキリがありませんが、1980年代に放映開始となった音楽番組で彼らの「Take on me」が度々放映されます。ストーリーを持たせることで、アニメ映像を違和感なく音楽PVに融合させ、しかも「最後はどうなる???」と視聴者がハラハラするような展開でした。しかも、その後リリースされた「The Sun Always Shines On TV」のPVの冒頭では、「Take on me」の続編のストーリーが描かれるというサービスぶりでした。このままアイドル路線を突き進むか....?と思っているところでの「Hunting High And Low」のリリース。この曲により、彼らのファーストアルバムを購入しました。

    大好きな曲でもある「Stay On These Roads」と「Crying In The Rain」は、非常に情緒的で古さを全く感じさせないPVです。a-haは最後までPV作りに拘り続けたアーティストだと思いました。




....ここからは、「情緒的」とは少し趣が異なるかもしれませんが....と前置きおいての紹介。



  • Wake Me Up When September Ends - Green day 
    映画仕立て風のPVといえば、真っ先に思い出すのがこの曲でしょうか。歌詞もものすごく泣けてくる内容でした。グラミー賞を受賞したAmerican Idiotですが、収録されている曲に外れはありませんでした。

American Idiot

American Idiot



  • The Ghost Of You - My Chemical Romance 
    どの曲かは忘れましたが、アルバムプロデューサーなどが共通することもあったらしく、Green DayMy Chemical Romanceは接点があるようです。それだけに、Wake Me Up When September EndsのPVを観ると、My Chemical Romanceのこの曲を必ず思い出します。彼らもPVに対しては独特の世界観や拘りを持っているように思います(それは次回紹介します)。

Three Cheers for Sweet Revenge

Three Cheers for Sweet Revenge