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そのときそのときのマイブームなど。

日本国内で出版された絵本に贈られる賞「日本絵本賞」について

 日本国内で出版された絵本に贈られる賞「日本絵本賞」についてWikipediaで調べてみました。

 


 日本絵本賞(にっぽんえほんしょう)は、社団法人全国学図書館協議会毎日新聞社が主催する、日本国内で出版された絵本に贈られる賞。

 「絵本芸術の普及、絵本読書の振興、絵本出版の発展に寄与する」ことが目的。

 1978年から1992年まで全国学図書館協議会読売新聞社が主催していた絵本にっぽん賞を継承するものとして、1995年から開始された。

 毎年開催され、前年に日本国内で出版された絵本を対象とし、最優秀作品に日本絵本賞大賞、優れた作品に日本絵本賞、翻訳絵本の優れた作品に日本絵本賞翻訳賞が贈られる。また、読者が選ぶ賞として日本絵本賞読者賞(山田養蜂場賞)がある。

  • 「日本絵本賞」・・・まず全国学図書館協議会絵本委員会において第1次選考、第2次選考を行い、次に作家・画家・絵本研究者・美術評論家などの中から、主催者が委嘱した最終選考委員による最終選考会で決定。
  • 「日本絵本賞読者賞(山田養蜂場賞)」・・・主催者が指定した候補作品の中から、読者が最も好きな絵本へ投票。最多得票作品を受賞作とする。

 

 またまた、これだけしか分かりませんでしたが、日本国内で出版された絵本が対象となります。

 1978年〜1992年までは、全国学図書館協議会読売新聞社が主催していて「絵本にっぽん賞」だったものが、翌年から社団法人全国学図書館協議会毎日新聞社が主催するようになり、賞の名称が「日本絵本賞」に変わった・・・ということぐらいでしょうか。

 ということで、「絵本にっぽん賞」と「日本絵本賞」に分けて受賞作品を紹介したいと思います。

 まずは、「日本絵本賞」から。

 

日本絵本賞(日本絵本賞以外)

 1993年年から社団法人全国学図書館協議会毎日新聞社が主催が主催。

 日本絵本大賞、日本絵本翻訳絵本賞、日本絵本読者賞を受賞した作品を紹介します。2016年以降はコソッと加筆していきます。

 

日本絵本賞大賞 日本絵本賞翻訳絵本賞 日本絵本賞読者賞
第22回
2016年
きょうはそらにまるいつき   どうぶつ ドドド (たんぽぽえほんシリーズ)
第21回
2015年
30000このすいか ヨハンナの電車のたび だいおういかのいかたろう (ひまわりえほんシリーズ)
第20回
2014年
ふしぎなともだち まって おひめさまはねむりたくないけれど (そうえんしゃ・世界のえほん)
第19回
2013年
きょうはマラカスのひ (日本傑作絵本シリーズ) はしれ、トト! キリンがくる日 (ポプラ社の絵本 (22))
第18回
2012年
オオカミがとぶひ (こどもプレス) 該当作なし しろくまのパンツ
第17回
2011年
もりのおくのおちゃかいへ どうぶつがすき ぼくのトイレ (わたしのえほん)
第16回
2010年
ものすごくおおきなプリンのうえで ひみつだから! のっぺらぼう (おばけ話絵本)
第15回
2009年
カワセミ―青い鳥見つけた (日本の野鳥) おとうさんのちず 水おとこのいるところ
第14回
2008年
ブラッキンダー (こどもプレス) (こどもプレス) 該当作なし クラウディアのいのり (絵本のおもちゃばこ)
第13回
2007年
よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし (レインボーえほん) 該当作なし ふしぎなキャンディーやさん (新しいえほん)
第12回
2006年
おかあさん、げんきですか。 (絵本・いつでもいっしょ) 該当作なし おかあさん、げんきですか。 (絵本・いつでもいっしょ)
第11回
2005年
マーシャと白い鳥 (世界のお話傑作選) ふつうに学校にいくふつうの日 (世界の絵本コレクション) しゃっくりがいこつ
第10回
2004年
ないた エリカ 奇跡のいのち あらまっ!
第9回
2003年
ぼくの見た戦争―2003年イラク きつねとうさぎ―ロシアの昔話 (世界傑作絵本シリーズ) 天使のかいかた (おはなしパレード)
第8回
2002年
なつのいけ パパのカノジョは (海外秀作絵本シリーズ) てではなそう きらきら
第7回
2001年
けんかのきもち (からだとこころのえほん) キツネ だめよ、デイビッド (児童図書館・絵本の部屋)
第6回
2000年
でんしゃえほん ジョットという名の少年―羊がかなえてくれた夢 すみっこのおばけ (ポプラ社のよみきかせ大型絵本)
第5回
1999年
マッコウの歌―しろいおおきなともだち (地球からのメッセージ絵本シリーズ) こんにちはあかぎつね! 該当作なし
第4回
1998年
きつねにょうぼう (日本傑作絵本シリーズ) ゆき くもくん (いとうひろしの本)
第3回
1997年
しらんぷり ダチョウのくびはなぜながい?―アフリカのむかしばなし サニーのおねがい 地雷ではなく花をください
第2回
1996年
該当作なし お月さまってどんなあじ?  
第1回
1995年
はやくねてよ (えほん・ハートランド) だれか、そいつをつかまえろ!  

 意外なほど、読んだことのない作品が多くて本人びっくりです。絵本は図書館で借りることがほとんどで、書店で絵本を立ち読みする・・・ということが皆無なんですね。その辺が新作絵本に疎い結果につながっているのかもしれません。だだ、息子が絵本を読んでいた頃の2004年〜2011年ぐらいまでは知っている絵本が多め。

 

日本絵本賞(日本絵本賞のみ)

 1993年年から社団法人全国学図書館協議会毎日新聞社が主催が主催。

 日本絵本賞(1〜3冊)を紹介します。2016年以降はコソッと加筆していきます。

 

日本絵本賞1 日本絵本賞2 日本絵本賞3
第22回
2016年
おはなしかがくえほん (1) イモリくん ヤモリくん くじらさんのーたーめならえんやこーら (チューリップえほんシリーズ) 干したから… (ふしぎびっくり写真えほん)
第21回
2015年
タケノコごはん (ポプラ社の絵本) ゆらゆらチンアナゴ (ほるぷ水族館えほん)  
第20回
2016年
みずくみに (にじいろえほん) 12にんのいちにち  
第19回
2013年
あんちゃん (絵本・こどものひろば) カエルのおでかけ  
第18回
2012年
しげるのかあちゃん (えほんのぼうけん) シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる (絵本・こどものひろば) ともだちできたよ (えほんのもり)
第17回
2011年
きつね、きつね、きつねがとおる (ポプラ社の絵本) へちまのへーたろー  
第16回
2010年
のっぺらぼう (おばけ話絵本) ひっこしだいさくせん―5ひきのすてきなねずみ  
第15回
2009年
オオカミのおうさま すやすやタヌキがねていたら (えほんのもり)  
第14回
2008年
屋上のとんがり帽子 (たくさんのふしぎ傑作集) したのどうぶつえん  
第13回
2007年
悪魔のりんご ふってきました (講談社の創作絵本) ぼくがラーメンたべてるとき
第12回
2006年
ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸 うさぎのさとうくん (おひさまのほん) ホームランを打ったことのない君に
第11回
2005年
どんなかんじかなあ ルフラン ルフラン  
第10回
2004年
いろはにほへと さくら子のたんじょう日 (絵本・こどものひろば)  
第9回
2003年
オー・スッパ (講談社の創作絵本) きつねのかみさま (絵本・いつでもいっしょ)  
第8回
2002年
さらば、ゆきひめ (絵本・だいすきおはなし) おばあちゃんは木になった (シリーズ・自然 いのち ひと)  
第7回
2001年
どんどこももんちゃん (ももんちゃんあそぼう) ねえとうさん―ぼくとうさんの子でうれしいよ (創作絵本)  
第6回
2000年
あしたうちにねこがくるの (講談社の創作絵本) パヨカカムイ―ユカラで村をすくったアイヌのはなし (アイヌの絵本)  
第5回
1999年
がたごとがたごと (絵本・こどものひろば) かずあそびウラパン・オコサ (絵本・こどものひろば)  
第4回
1998年
ゴムあたまポンたろう (絵本・こどものひろば) キリンさん (まど・みちお 詩のえほん)  
第3回
1997年
からだっていいな (絵本・ちいさななかまたち) ねこのシジミ (イメージの森)  
第2回
1996年
せとうちたいこさん デパートいきタイ (絵本・ちいさななかまたち) アフリカの音 (講談社の創作絵本) ぼくたちのコンニャク先生
第1回
1995年
おばあちゃんがいるといいのにな (えほんとなかよし) スプーンぼし(ほくとしちせい)とおっぱいぼし(カシオペア座) (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)  

 日本絵本大賞に選ばれる絵本は1冊。その下にあるのが日本絵本賞で、毎年1〜3冊ぐらい選ばれるようです。

 こちらもあまり見たことのない絵本が多数ありましたが、読んでみたいと思う絵本も多数あります。これはもう、全部借りてみたいとダメなパターンにはまりそうですね。
 

 

 続いて、絵本にっぽん賞を紹介します。

 

絵本にっぽん賞

 1978年〜1992年まで全国学図書館協議会読売新聞社が主催。


絵本にっぽん大賞 絵本にっぽん賞 絵本にっぽん賞特別賞
第15回
1992年
となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし) だいちゃんとうみ (こどものとも傑作集) あたらしいおふとん (あかねせかいの本)
第14回
1991年
ぶな森のキッキ (絵本・ちいさななかまたち) もけら もけら (日本傑作絵本シリーズ) きょうはみんなでクマがりだ (児童図書館・絵本の部屋)
第13回
1990年
ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん) おじいちゃんのまち 木を植えた男
第12回
1989年
がたたん たん (ひさかた絵本ランド) ぼくらの地図旅行 (福音館の科学シリーズ)  
第11回
1988年
雨のにおい 星の声 (えほん・こどもとともに) ガラスめだまときんのつののヤギ―ベラルーシ民話 (日本傑作絵本シリーズ) ぼくはおこった (児童図書館・絵本の部屋)
第10回
1987年
ぼうし (日本傑作絵本シリーズ) いたずらララちゃん (絵本・子どものくに)  
第9回
1986年
さかさまライオン (絵本・ちいさななかまたち) ぽんぽん山の月 (えほんのもり 7) かさどろぼう
第8回
1985年
日本の歴史 (福音館の科学シリーズ) はしれ、きたかぜ号 (絵本・ちいさななかまたち)  
第7回
1984
ちさとじいたん (絵本の泉) 馬のゴン太旅日記 (創作絵本シリーズ 9)  
第6回
1983年
まつげの海のひこうせん (日本の絵本) ロミラのゆめ―ヒマラヤの少女のはなし  
第5回
1982年
こんこんさまにさしあげそうろう (PHPこころのえほん 14) 鳥の島 (川端誠「ものがたり」三部作)  
第4回
1981年
キャベツくん (ぽっぽライブラリ みるみる絵本) 新装版 八方にらみねこ (講談社の創作絵本)  
第3回
1980年
ひろしまのピカ (記録のえほん 1) あいうえおうさま (1979年)  
第2回
1979年
イエペはぼうしがだいすき (日本の創作絵本) からすたろう
第1回
1978年
フクロウ じごくのそうべえ (童心社の絵本)  

 日本絵本賞の前の絵本にっぽん賞。幼い頃に読んだことがある絵本もあり、いま読み聞かせする絵本を選んでいる年代はこの頃が一番多いかもしれません。