Hamarimono

そのときそのときのマイブームなど。

英国の絵本の絵作者に贈られる「ケイト・グリーナウェイ賞」について

 今回は英国のケイト・グリーナウェイ賞についてWikipediaで調べてみました。

 


 ケイト・グリーナウェイ賞(ケイト・グリーナウェイしょう、Kate Greenaway Medal)はイギリスの絵本作家、ケイト・グリーナウェイにちなんで1956年に英国図書館協会によって設立された賞。一年間にイギリスで出版された絵本のうち、特に優れたものの画家に対して贈られる。

 

 これだけしか分からなかったのですが、ケイト・グリーナウェイというのは、「19世紀において子供を『子供』として絵描いた数少ない画家の一人」とありました。ですから、絵作者にスポットライトを当てているのでしょうか?そこが米国のコールコデット賞との違いかもしれませんね。

 

ケイト・グリーナウェイ ---ヴィクトリア朝を描いた絵本作家 (らんぷの本)

 

 ここ数年の受賞作品は以下の通りです。翻訳版が出版されているものは、翻訳版の絵本を表示しています。2016年以降はコソッと加筆していきます。

 


2018年 2017年 2016年
The Sleeper and the Spindle: Winner of the Cilip Kate Greenaway Medal 2016
2015年
Shackleton's Journey
2014年
ちがうねん
2013年
ブラック・ドッグ
2012年
怪物はささやく
2011年
FArTHER
2010年
さよならをいえるまで
2009年
Harris Finds His Feet
2008年
Little Mouse's Big Book of Beasts
2007年
The Adventures Of The Dish And The Spoon
2006年 2005年
オオカミ (世界の絵本コレクション)
2004年
ヴィジュアル版 ガリヴァー旅行記
2003年
Ella's Big Chance
2002年
Jethro Byrde, Fairy Child
2001年
海賊日誌―少年ジェイク、帆船に乗る (大型絵本)
2000年
ぜったいたべないからね (ほんやくえほん)
1999年
ふしぎの国のアリス (児童図書館・文学の部屋)
1998年
かぼちゃスープ
1997年
When Jessie Came Across the Sea
1996年
いやだあさまであそぶんだい
1995年
The Christmas Miracle of Jonathan Toomey
1994年
On the Way Home
1993年
トロイアの黒い船団―サトクリフ・オリジナル〈4〉 (サトクリフ・オリジナル (4))
1992年
どうぶつえん
1991年
ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス
1990年
くじらの歌ごえ
1989年
War Boy: A Country Childhood
1988年
ねむれないの?ちいくまくん (児童図書館・絵本の部屋)
1987年
やったね カメレオンくん (児童図書館・絵本の部屋)
1986年
スノー・ホワイト・イン・ニューヨーク
1985年
Sir Gawain and the Loathly Lady
1984
ハイワサのちいさかったころ (ほるぷ海外秀作絵本)
1983年
すきですゴリラ (あかねせかいの本 (12))
1982年
ニョロロンとガラゴロン (講談社の翻訳絵本シリーズ)
1981年
The Highwayman
1980年
マグノリアおじさん (クエンティン・ブレイクの絵本)
1979年
おばけやしき (大型しかけえほん)
1978年
もものきなしのきプラムのき (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
1977年
Dogger
1976年
郵便局員ねこ
1975年
The Cambridge Guide to Children's Books in English (Cambridge Reading)
1974年
The Wind Blew
1973年
さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)
1972年
Woodcutter's Duck
1971年
The Kingdom Under the Sea
1970年
ガンピーさんのふなあそび (海外秀作絵本)
1969年
うちのペットはドラゴン
1968年
新版 西洋騎士道事典―人物・伝説・戦闘・武具・紋章
1967年
Charley, Charlotte and the Golden Canary
1966年
The Mother Goose Treasury (Puffin Picture Books)
1965年
Three Poor Tailors
1964年
Shakespeare's Theatre
1963年
ボルカ―はねなしガチョウのぼうけん
1962年
Brian Wildsmith's ABC
1961年
Mrs Cockle's Cat
1960年
ウィンクルさんとかもめ (大型絵本)
1959年
Kashtanka and A Bundle of Ballads
William Stobbs
1958年
Mrs Easter And The Storks
1957年
チム ひとりぼっち (チムシリーズ第6巻)
 

 
 結局今回も全部調べてしまいました。

 さすが選考基準が一貫している印象を受けます。読んだことがある絵本もありますね。ミステリーやアドベンチャー要素の強い作品が多いような気がするのは気のせい?

 米国→英国と続くと、次は、日本国内の日本絵本賞の特集をしなければ・・・。