Hamarimono

そのときそのときのマイブームなど。

絵本「かいじゅうじまの なつやすみ」の感想

 夏休みはやっぱり夏休みがテーマの絵本が読みたくなります。しかも今回は怪獣がテーマですが、とってもカワイイ怪獣たちで最後はほっこり。


かいじゅうじまの なつやすみ

  • 作: 風木 一人
  • 絵: 早川 純子
  • 出版社: ポプラ社
  • 読み聞かせ時間: 7〜8分

かいじゅうじまのなつやすみ


  南の島にある「かいじゅうじま」は、怪獣たちの故郷です。そして、怪獣たちは夏休みになると「かいじゅうじま」に里帰りをして、楽しく過ごすのです。

 表紙の左にいるのは、ガランゴン。彼は遊園地を壊すのが大得意。真ん中にいるのは、バルードン。彼は大きなビルを手当たりしだい壊すのが大得意。右にいるのはキバーラ。彼は船を沈めたり、飛行機をバリンバリンにかじるのが大得意。

 「かいじゅうじま」での過ごし方はそれぞれ。果物狩り、怪獣踊り、相撲大会、真夜中にパーティ、結婚式、お墓参り....。幼なじみのガランゴン、バルードン、キバーラは温泉につかりながらそれぞれの自慢話に花が咲きます。

 楽しい時間もあっという間におしまい。夏休みの終わりの日、「また来年ね〜!」「元気でな〜!」と、怪獣たちは世界のあちこちに戻っていきます。

 ....1週間後、「かいじゅうじま」で「壊すのが大得意!」なんて自慢しあっていた仲良し3人組のガランゴン、バルードン、キバーラの本当の姿が見れます(^^)

 と、ここからは実際に読んでのお楽しみです。男の向けのお話と思いきや、女の子も大人も楽しめます。ちなみに、私は怪獣、ライオン、冒険ものの絵本がとても好きです(笑)。