Hamarimono

そのときそのときのマイブームなど。

5月に読み聞かせする絵本紹介

 すっかりご無沙汰しておりましたが、絵本読み聞かせの話題で。

 5月に実際に読み聞かせした絵本です。



5月に読み聞かせする絵本(未就学児向け)
1冊目:ピッツァぼうや

  • 文: ウィリアム・スタイグ
  • 絵: ウィリアム・スタイグ
  • 訳: 木坂 涼
  • 出版社: セーラー出版

ピッツァぼうや


  梅雨に入るのが意外と早く、雨の日の家の中での親子のスキンシップをテーマに。表紙がインパクト大ですが、子どもたちに大ウケ。ただし、「ピッツァ」が分からない子もいるかなと、読んでいるときはあえて「ピザ」に変えました。

 オモチャなんかなくても、親子でちょっとしたものを工夫すれば子ども達も大喜びだし、なんといっても子供はパパとママと遊ぶのが大好き!そんな風に思えてくる絵本です。





2冊目:そらいろのたね

  • 文: なかがわ りえこ
  • 絵: おおむら ゆりこ
  • 出版社: 福音館書店

そらいろのたね(こどものとも絵本)


 これは4月、低学年向けに読む予定でしたが、実は4月は参加者ゼロという哀しい結果に。再チャレンジということで、今回は未就学児向けに読んでいます。

 主人公の「ゆうじ」は、野原で出会ったキツネと各々の宝物を交換します。ゆうじはキツネの宝物の「そらいろのたね」を庭に埋め、育てます。すると空色の家が出てきて....その家がどんどん大きくなって動物たちがどんどんやってきます。

 起承転結がとてもはっきりしていて、「次はどうなる?」「え、その次はどうなるの?」と次の展開が知りたくなります。最後は、「あははは....」と大人は苦笑いする展開ですが、子供たちだったら、もっと素直に受け止めていろいろな思いを抱くのではないでしょうか?

 とても優しい絵柄で、想像力をかきたてられる絵本です。





5月に読み聞かせする絵本(小学校低学年向け)
どろんこハリー

  • 文: ジーン・ジオン
  • 絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
  • 訳: わたなべ しげお
  • 出版社: 福音館書店

どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)


 有名過ぎる絵本ですが、犬のハリーの冒険がとても可愛らしいお話。

 5月は幼稚園から小学校1年へ進級したお子さんの参加率が高いので、未就学児でも物語に引き込まれるような絵本を選んでみました。そういえば息子もこの絵本がキッカケで絵本を読むようになりましたね。これは図書館では借りずに家にあった絵本を持参。