Hamarimono

そのときそのときのマイブームなど。

(まんが日本昔ばなし002)地獄のあばれもの

 なんだかクヨクヨ悩んでいるのがバカバカしくなるような、笑えるお話。




 小学生のころ、林間学校のときのクラスの出し物でこの話を寸劇にしました。私は青鬼役でしたが、小道具もたくさん作ったりと、放課後クラス全員で準備をした記憶があります。

 流行病で死んでしまった3人組。彼らは地獄のえんま大王に「地獄行き」を宣告されます。が、この3人、全然悲壮感もなく、ノー天気。各々の特技を駆使して、地獄の難関をひょいひょいとクリアー。挙げ句には大暴れし、地獄はてんやわんや。あのえんま大王も困らせついには....。と、最後はすごいオチ。

 冒頭の市原悦子の語りもテンポよく、思わず引き込まれてしまいますが、どうしてもお菓子の「カール」を思わせる作画がインパクト強かったです。

クヨクヨ悩んだときに見ると、悩むのがバカバカしくなるような「なんとなかるさ」という気持ちにさせてくれるお話かなと思いました。私自身もあることで悶々としていたものの、思わず「プッ」と吹き出し、元気をたくさんもらえました。